大富豪からの手紙(本田 健)
主人公、敬の祖父は大富豪であった。ある日、敬は亡くなった祖父からの手紙を弁護士から受け取った。その手紙は9つあった。つきあっていた彼女の後押しもあり、手紙を読んだ敬は導かれるように旅に出る。祖父の親友たちを訪ねるその旅先では、1つ1つの手紙を読みながら、助けられインスピレーションを与えられる。
第1の手紙「偶然」は、大事な方向性を気付かせたいために運命の女神が偶然を2回3回と起こして気付かせようとするという智慧が書かれていた。
第2の手紙「決断」は、想像力を駆使して、最高の良い未来をイメージし、決断すれば、未来が少しづつ向こうからやってくるというもの。行動しないことが一番のリスクであるという教えだ。
このように、1つ1つの敬が直面した場面で、手紙の教えが敬にインスピレーションを与え成長させていく。
第9までの手紙を是非あなたも読んでほしい。
そして、敬と一緒に成長の過程を疑似体験してみてはいかがだろうか。